【9月10日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は9日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は6-3、4-6、6-4で第20シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)に勝利し、準決勝進出を決めた。
ハレプは全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)優勝2度のアザレンカに勝利し、自身初となる全米4強入りを果たした。
ハレプは、「これだけのパワーがどこから出て、試合に勝てたのかわかりません。すごくうれしいです。ここでの初めての準決勝にどうしても進みたいと思ってましたから」と話した。
ハレプは、ウイナーの数ではアザレンカの38本よりも2本多いだけだったが、アンフォーストエラーでは19本対42本と大きく差をつけた。
23歳のハレプと26歳のアザレンカの直接対決は、2012年に2度あっただけで、そのときはアザレンカがどちらも勝利していた。しかしその後は、アザレンカが太ももの負傷に苦しむ一方で、ハレプは今年だけでツアー3勝を挙げていた。
最終セットの降雨中断を挟んで迎えたゲームで、ハレプはサービスエースでゲームカウントを2-2のタイに戻すと、第7ゲームではアザレンカのバックハンドがアウトし、ブレークを奪って4-3とリードすることに成功した。
そして両者1ゲームずつをサービスキープして迎えた第10ゲーム、最後はアザレンカのフォアハンドのショットが長くなり、ハレプが2時間40分の試合をものにした。ルーマニア人選手が全米オープンでベスト4入りするのは、1997年のイリーナ・スピルレア(Irina Spirlea)氏以来となる。
今大会では、第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が年間グランドスラム達成を狙っているが、これでセレーナの今後の対戦相手は、グランドスラムの優勝経験がない選手となることが決まった。(c)AFP/Jim SLATER