アリューシャン列島でM8.0の地震、アッツ島などに津波警報

06月24日 17:24


フィリピン・マニラ(Manila)で地震を捉えた地震計(2012年2月6日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/TED ALJIBE


【6月24日 AFP】米地質調査所(US Geological Survey、USGS)によると、北太平洋のアリューシャン列島(Aleutian Islands)でグリニッジ標準時(GMT)23日午後8時53分(日本時間24日午前5時53分)、マグニチュード(M)8.0の地震が発生した。

 震源はアリューシャン列島西部のリトルシトキン島(Little Sitkin Island)から南東に24キロの位置で、震源の深さは約114キロ。

 米津波警報センター(National Tsunami Warning Center )は、アリューシャン列島のウムナック島(Umnak Island )のニコルスキ(Nikolski)から同列島西端のアッツ島(Attu Island)までの沿岸部に津波警報を出し、これらの地域は津波の到達から数時間にわたって水に漬かる恐れがあると注意をよびかけた。

 米ハワイ(Hawaii)にある太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Center)は、この地震で、大きな被害を太平洋全域にもたらすような津波は発生することはないとみられると発表した。(c)AFP