【10月6日 AFP】13-14ドイツ・ブンデスリーガ1部は5日、第8節の試合が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は1-1でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)と引き分けた。
バイエルンが最後にリーグ戦で敗れたのは、2012年10月に行われたレバークーゼンでの対戦にさかのぼる。以降バイエルンは33試合連続で無敗を誇っており、1983年1月にハンブルガーSV(Hamburg SV) が樹立した連続無敗リーグ記録の36試合に迫っている。
その最後の敗戦を喫した場所に戻ってきたバイエルンは試合をドローに収め、今季初めてリーグ首位に立った。
今季これまで首位につけていたボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は、同日の早い時間に行われた試合でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に0-2で敗れたため、2位に転落した。
速いテンポで進められたこの試合で、バイエルンは前半30分にトニ・クロース(Toni Kroos)のゴールで先制。しかしその直後のレバークーゼンのシドニー・サム(Sidney Sam)が得点し、スコアは同点に並んだ。
後半にはフランク・リベリ(Franck Ribery)に2度、その後マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)に1度、得点のチャンスが訪れたが、レバークーゼンのGKベルント・レノ(Bernd Leno)に阻まれた。また、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)がPKのアピールを行ったが認められず、バイエルンは決勝点を決めることができなかった。
バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は試合後、「チームにおめでとうと言いたい。いいプレーをしたし、リーグ首位につけた」とコメントした。
「レノのおかげで1ゴールしか挙げることができなかったが、得点の可能性はもっとあった。27本も枠内シュートを放った。しかしそれがサッカーというものだ。重要なのは、われわれがリーグトップに立ったということだ」
(c)AFP/Ryland JAMES