【8月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に所属するルイス・スアレス(Luis Suarez)が、7日付の英紙ガーディアン(Guardian)で、クラブは契約にある移籍条項を順守していないと主張した。
欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)に出場できるチームに移籍したいという願望を繰り返し述べているスアレスは、昨年8月に結んだ契約の中にある4000万ポンド(約59億7000万円)以上のオファーを提示したクラブに移籍させるという合意事項を、リバプールが守っていないと明かした。
スアレスは、「昨年も欧州の強豪クラブに移籍するチャンスがあった。だけど、その次のシーズンのチャンピオンズリーグ出場を逃せば移籍を許可するという合意があったため、クラブに残留した」と語っている。
「現在はリバプールがその合意を履行してほしいと思っている。自分の希望はそれだけだ」
報道によると、スアレスの獲得条件を満たすためにアーセナル(Arsenal)は、リバプールに4000万1ポンドのオファーを提示したと伝えられている。
リバプール側は4000万ポンド以上のオファーがあった場合に限り、交渉に応じると主張しているが、スアレスはそれを否定している。
「僕はクラブが言ったことを聞いているし、契約書もある。プレミアリーグに判断を仰ぐことだってできる。でも、できるならそうしたくはない」
「僕は26歳だ。チャンピオンズリーグでプレーをする必要がある。1年も待った。昨シーズン、僕がチームメートと一緒に力を尽くしたということに異論を唱える人はいないはずだ」
スアレスは、2011年1月にオランダ・エールディビジのアヤックス(Ajax)から移籍金2280万ポンドでリバプールに移籍した。
しかし、スアレスがリバプールで過ごした時間は、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のパトリス・エヴラ(Patrice Evra)に対する人種差別発言や、チェルシー(Chelsea)のブラニスラフ・イヴァノヴィッチ(Branislav Ivanovic)へのかみつき事件など、散々なものだった。
リバプールのブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督は、スアレスは残留し、クラブとファンからのサポートに応えるべきだとの見解を示している。
ロジャーズ監督は、「シーズンオフ中はさまざまなうわさが取りざたされていたが、スアレスはリバプールにとって大事な選手だ。彼の価値に見合ったオファーがない限り、放出はしない。そしてそのようなオファーはない」と語った。(c)AFP