4回戦敗退のセレーナ、「ショックじゃない」

07月02日 11:11


テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)女子シングルス4回戦。試合中に苦渋の表情を見せるセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、2013年7月1日撮影)。(c)AFP/BEN STANSALL


【7月2日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)でまさかの敗退を喫した大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が、ショックは受けていないとコメントした。  世界ランク1位のセレーナは1日に行われた4回戦で、第23シードのザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki、ドイツ)に2-6、6-1、4-6で敗れた。これにより連勝記録が34試合で止まり、6度目のウィンブルドン制覇の道は閉ざされた。  波乱続きの今大会で新たなる脱落者となったセレーナだが、敗戦後の記者会見では平静な姿勢を貫いた。 「どんな試合も敗北を乗り越えるのはものすごくつらい。こんなに残念なことはないわ。ただ、ショックはそれほど大きくない」  連覇をかけて臨んでいたセレーナは、強力なサーブが武器のリシキを今大会の主要ライバルとして警戒していたという。 「彼女はすばらしい選手よ。もっと世界ランク上位にいてもいい選手で、一流の試合を展開する。グラスコートでは特にね。極めて厳しい対戦カードだと感じていたし、ここ16試合で一番難しい相手だったかもしれない」 「ほら、これが現実よ。彼女はすごい。番狂わせではないわ」  セレーナは昨年の全仏オープン(French Open 2012)初戦でフランスのビルジニー・ラザノ(Virginie Razzano)に敗れて以降、飛ぶ鳥を落とす勢いを続けてきた。  ここ80試合で77勝を挙げ、昨年のウィンブルドン(The Championships Wimbledon 2012)、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)、今年の全仏オープン(French Open 2013)を制覇した他、2012年ロンドン五輪では金メダルに輝いている。  通算16度の四大大会(グランドスラム)優勝を誇る31歳のセレーナは、今大会も開幕1週間で臨んだ3回戦までにわずか11ゲームしか落としておらず、タイトル獲得は既定路線と見られていた。  とはいえ、そんな周囲の期待からくるプレッシャーには一切影響されていないとセレーナは断言する。その代わりに、セレーナは第3セットの途中にゲームプランを変更したせいで、タイミングを誤ってしまったことが敗戦理由だったと振り返った。 「出場する試合ではすべて私が優勢だとされる。子供の頃からそういう状況でずっとやってきているし、私は自分のテニスをするだけ」とセレーナは語る。  また、キャリア最高のパフォーマンスを見せたリシキへの敬意も忘れない。 「ザビーネは本当にいいプレーをした。ウィンブルドンではいつも見事な戦いを発揮する選手だから、タフな試合になることはわかっていたわ。彼女は強力なサーブを持っている。それにすごくアグレッシブに攻めてきたわ。失うものがないと、人は相当な解放感の中でプレーできるものよ」 「彼女は私のサーブを読んでいた。もっと種類を打ち分けるべきだったわ。私にも間違いなくチャンスはあったのにそれを生かせなかった。少し手を緩めてしまった場面が何度かあったかもしれない」 (c)AFP/Steven GRIFFITHS