【10月17日 AFP】エア・インディア(Air India)の乗客200人が16日、ロンドン(London)のガトウィック空港(Gatwick Airport)で9時間にわたって機内に閉じこめられるというハプニングがあった。原因は霧と航空規則だった。 インド・アーメダバード(Ahmedabad)発、同ムンバイ(Mumbai)経由、ロンドン・ヒースロー(Heathrow)空港行きのエア・インディアのボーイング(Boeing)777型機は、現地時間午前8時(日本時間同日午後4時)にヒースロー空港に到着する予定だったが、霧が発生したため着陸できず、同じロンドンのガトウィック空港に着陸した。 ガトウィック・ヒースロー間は70キロほどの距離。だが、航空機搭乗員の就業時間が、航空関連の規則によって1回の勤務で認められた上限を超えるため、同機はヒースローに行くことができなくなった。そこで代わりの乗員が呼び出されたものの、報道によると交代の乗員らはガトウィック空港内で迷子になっていたという。 同機に乗っていた英BBCの記者、ラフル・ジョグレカー(Rahul Joglekar)氏によると、乗客は「とても、とても怒った」という。「コクピットに近い乗客のグループが機長からの説明を要求したが、機長はそれでも出てこなかった」 また別の乗客は、機内に軽食がなかったことを批判した。「誰もがとてもお腹をすかせていたのに、食べるものは何一つなかった」 ガトウィック空港広報は、ヒースロー空港への代替移動手段を提供せずに、乗客たちを機内で待たせたのはエア・インディアの判断だと述べている。ある乗客によると、エア・インディアは、ヒースロー空港に到着した際に、乗客に謝罪の手紙を渡したという。ヒースロー空港に到着したのは午後5時半の少し前だった。(c)AFP