NZ沖コンテナ船座礁、重油350トンが流出 同国最悪の海洋汚染に
10月11日 15:13
ニュージーランド・タウランガ(Tauranga)そばのマウンガヌイ(Maunganui)ビーチで、座礁船から流出した重油の除去作業にあたる作業員ら(2011年10月11日撮影)。(c)AFP/JASON EGNEW
【10月11日 AFP】ニュージーランド北島のタウランガ(Tauranga)沖でコンテナ船が座礁し、重油が流出している問題で、ニュージーランド政府は11日、同国史上最悪の海洋汚染事故になったと述べた。 ニック・スミス(Nick Smith)環境相は、5日に22キロ沖で座礁したコンテナ船「レナ(Rena)」号が前夜の暴風雨でいっそうの被害を受け、重油流出量は5倍に増加したと語った。 レナ号は11日未明、高さ5メートルの波のうねりを受けて燃料タンクが破損。レナ号の引き揚げを行っていた船舶は海難信号を発信して、安全対策のため一時退避した。 スミス環境相は、最大で重油350トンがプレンティ湾(Bay of Plenty)に流出したと述べ、当局が行える防止策はほとんどないと語った。「私の考えでは、現在起きている惨事は、5日朝にレナが座礁した時点で絶対的に不可避だった」 「この事故が、ニュージーランド史上最悪の海洋環境災害になる段階に来たことを認める」と、スミス環境相は、すでに重油が沿岸部に到達したタウランガで記者団に語った。(c)AFP 【関連記事】 ◆自然の宝庫でコンテナ船座礁、油膜除去に海軍出動 ニュージーランド ◆NZ沖コンテナ船座礁、重油が沿岸到達 暴風雨接近