ブラウン英首相、党首辞任の意向 自民党と連立協議開始

05月11日 08:10


英ロンドン(London)の首相官邸前で会見を行った後、官邸内に戻るゴードン・ブラウン(Gordon Brown)首相(2010年5月10日撮影)。(c)AFP


【5月11日 AFP】ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)英首相は10日、先の総選挙で第2党となった労働党が政権を維持していくことを目指し、9月までに同党党首を辞任する意向を表明した。同時に、労働党と第3党の自由民主党との連立交渉を正式に開始したことを明らかにした。自民党はすでに、第1党となった保守党との連立交渉を始めている。  この動きに対し保守党は直ちに反応し、交渉責任者のウィリアム・ヘイグ(William Hague)氏が自民党側に対し、連立合意の見返りとして大幅に譲歩する用意があることを伝えたという。  自民党のニック・クレッグ(Nick Clegg)党首は、ブラウン首相が辞任を決断したことについて、「安定政権樹立に向けた円滑な移行において重要な要素になるだろう」として歓迎する姿勢を示した。クレッグ氏は総選挙前から、ブラウン首相が辞任しない限り、労働党との連立はないと語っていた。  政治的には、中道の自民党は中道右派の保守党よりも、中道左派の労働党に近いとされている。  ブラウン氏の辞意表明直後に更新されたブックメーカー(賭け屋)のオッズによると、同氏の後任党首には、デービッド・ミリバンド(David Miliband)外相が有力視されているという。(c)AFP/Katherine Haddon