アイスランド火山の噴火が活発化、欧州空路再び混乱も

05月08日 18:30


前月の噴火で欧州の空の便を混乱に陥れたアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajokull)氷河の火山の活動が再び活発化しており、欧州の空路に影響を及ぼす可能性が出てきた。 欧州の航空管制調整機関ユーロコントロール(Eurocontrol)によると、6日夜から7日未明にかけて再び大規模な火山灰の噴出があったため、イベリア半島西端を南端とした一帯に火山灰による大気汚染が広がる見込みだという。また、アイスランドの地質学者は、溶岩流が止まっており、噴火の規模が大きくなっていると指摘。欧州の空の便に再び影響を及ぼす可能性が出てきたと述べた。 写真は、欧州気象衛星機構(EUMETSAT)が提供した、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajokull)氷河の火山(左上)から噴出した火山灰(オレンジ色の部分)が大西洋に広がる様子(2010年5月7日提供)。(c)AFP/EUMETSAT/Met Office


【5月8日 AFP】前月の噴火で欧州の空の便を混乱に陥れたアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajokull)氷河の火山の活動が再び活発化しており、欧州の空路に影響を及ぼす可能性が出てきた。(c)AFP