「宇宙人と遭遇」発言の共和国大統領が物議、ロシア

05月07日 19:05


ロシアのソチ(Sochi)で行われた国際経済フォーラム「Kuban-2006」の際、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)連邦大統領(左、当時)とロシア投資ファンドの展示を見学するカルムイキア共和国のキルサン・イリュムジーノフ(Kirsan Ilyumzhinov)大統領(右、2006年9月29日撮影)。(c)AFP/ITAR-TASS/PRESIDENTIAL PRESS SERVICE


【5月7日 AFP】ロシア連邦南部の仏教共和国、カルムイキア共和国の大統領が「UFOに乗った宇宙人に自宅を訪問された」と発言し、連邦議員が機密漏えいに関する質問状を政府に送るなど物議を醸している。  国際チェス連盟(World Chess Federation、FIDE)の会長でもあるカルムイキア共和国のキルサン・イリュムジーノフ(Kirsan Ilyumzhinov)大統領は4月下旬、著名人を招く国営放送のトークショーに出演した際、心底まじめな様子で1997年に宇宙人に会ったことがあると語った。  発言の奇妙さをあおるように、民族主義政党・ロシア自由民主党の国会議員アンドレイ・レベデフ(Andrei Lebedev)氏はドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)連邦大統領に、イリュムジーノフ大統領の「宇宙人との遭遇」に関し、国家機密を漏らしているのではないかとの懸念を示す書簡を送った。  ロシア大衆紙などが引用した書簡には「連邦大統領閣下--カルムイキア共和国大統領が宇宙文明を代表する者との接触について閣下に正式報告したということですが、イリュムジーノフ氏のように機密にアクセスできる高位の人物が、そうした接触を報告する際に確立した手続きがあるのかどうかをうかがいたい。また、まったく無邪気に見えた(番組での)会話の中で、彼は機密情報を漏らしてはいなかったのかどうかをお答えいただきたい」と記されていた。  トークショー内でイリュムジーノフ大統領は、モスクワ(Moscow)のマンションのバルコニーに透明のチューブに入った宇宙人が現れたと語っていた。近くにいた運転手、閣僚、側近の3人も目撃したという。  熱烈なチェス愛好家のイリュムジーノフ大統領が地球外生物との接触について口にしたのはこれが初めてではなく、2001年にもUFOに乗せてもらって飛んだことがあると発言している。(c)AFP