四川大地震後の再出産支援で2000人が誕生、中国
05月07日 18:37
中国南西部の四川(Sichuan)省都江堰(Dujiangyan)に四川大地震を受けて設置された仮設病院で、出産した我が子を眺める母親(2008年6月9日撮影。資料写真)。(c)AFP/LIU Jin
【5月7日 AFP】2008年の四川大地震の被災者に対する中国政府の再出産支援プログラムにより、子どもを失った母親たちが新たに出産した新生児が2000人を超えたと、5日の国営英字紙・環球時報(Global Times)が伝えた。 同紙によると人工授精や無料診療を含む同プログラムによって妊娠した女性は計3140人で、そのうちこれまでに出産した女性は2106人。 08年5月12日に中国南西部四川(Sichuan)省で発生したマグニチュード(M)8.0の大地震では約8万7000人が死亡または行方不明となり、子どもが死亡するなどして1人もいなくなった家庭は約1万8000世帯に上った。 同紙は政府のプログラムについて詳しい内容は報じていないが、前月14日にマグニチュード(M)6.9の地震で2000人以上が死亡した青海(Qinghai)省のチベット族自治州でも同様の試みが立ち上がったという。 中国政府はおおかたの家庭に対して厳格な「一人っ子政策」を敷いているが、四川大地震後、被災家族についてはこうした人口規制を緩め、同地震で子どもを失った家族や子どもが障害を負った家族には、新たな出産を認める方針を発表している。(c)AFP