【12月14日 AFP】第67回ゴールデン・グローブ賞(Golden Globe Awards)のノミネートが米時間15日に発表される。今年の賞レースを占う指標になるとみられ、注目が集まっている。 同賞は例年、ハリウッド外国人映画記者協会(Hollywood Foreign Press Association、HFPA)の会員が選ぶもので、アカデミー賞(Academy Awards)の行方を左右すると考えられている。 今年は現時点で、ジョージ・クルーニー(George Clooney)が自分の人生に疑問を抱き始めるリストラ宣告人を演じた『マイレージ、マイライフ(Up In the Air)』がニューヨーク映画批評家協会賞を受賞しているが、明らかな有力候補は出ていない。 同批評家協会賞では、『インビクタス/負けざる者たち(Invictus)』でネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元南ア大統領を演じたモーガン・フリーマン(Morgan Freeman)とともに、クルーニーが男優賞も獲得している。 『インビクタス』は、ジョン・カーリン(John Carlin)氏の原作『Playing the Enemy』をクリント・イーストウッド(Clint Eastwood)が映画化したもの。1995年のラグビーW杯をきっかけにアパルトヘイトによる弊害が残る国をひとつにしようとするマンデラ氏を描いている。 アカデミー賞とは違い、ゴールデン・グローブ賞にはドラマ部門とコメディ/ミュージカル部門がある。 ドラマ部門へのノミネートが予想されるのはイラク戦争をテーマにしたキャスリン・ビグロー(Kathryn Bigelow)監督の『ザ・ハート・ロッカー(The Hurt Locker)』やクエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)監督の『イングロリアス・バスターズ(Inglourious Basterds)』などだ。 『マイレージ、マイライフ』は、メリル・ストリープ(Meryl Streep)が有名な料理研究家を演じた『ジュリー&ジュリア(Julie & Julia)』とともに、コメディ/ミュージカル部門でのノミネートが予想されている。 しかし、ロブ・マーシャル(Rob Marshall)監督が多くのスターを集結させたミュージカル映画『Nine』も強力だ。同作品には、ダニエル・デイ・ルイス(Daniel Day-Lewis)、マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)、ペネロペ・クルス(Penelope Cruz)、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)、ジュディ・デンチ(Judi Dench)、ケイト・ハドソン(Kate Hudson)らが出演している。 その他には、ピクサー(Pixar)の『カールじいさんの空飛ぶ家(Up)』もノミネートされる可能性がある。 ダークホースと目されるのは、ジェームズ・キャメロン(James Cameron)監督の『アバター(Avatar)』だ。米国ではまだ公開されていないが、先週英国でプレミアが行われ、高評価が出ている。(c)AFP/Rob Woollard