議員経費の不正請求防ぐ新法が成立、英国
07月22日 09:53
英議員の不適切な経費請求問題で、野党・保守党(Conservative Party)のピーター・ヴィガース(Peter Viggers)議員が自宅の庭の池に作ったものと同型のアヒル用の小屋。同議員は小屋の設置にかかった費用1600ポンド(約24万円)を経費計上していた(2009年5月21日提供)。AFP/HEYTESBURY BIRD PAVILIONS
【7月22日 AFP】議員による不適切な経費請求が問題となっている英国で21日、経費請求の正常化を目的とする法律が成立した。一連の経費スキャンダルは、ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)政権に大打撃を与えた。 全主要政党が国民の政治に対する信頼を取り戻すため法案に賛成する姿勢を示していた。 法案は、堀の清掃から害虫駆除、アヒル小屋設置まで、議員が請求したあらゆる経費を公開するよう求める声を受けた内容。議員への支払いを精査、認可する独立機関を立ち上げ、不正な経費を申請した場合、禁固1年以下の刑が科せられる。 そのほかに2つの罪を法律で定めるよう提案されていたが、審議の過程で削除された。一部議員は数週間にわたる審議で法案が骨抜きにされたと主張したが、ジャック・ストロー(Jack Straw)司法相はこれを否定した。(c)AFP