米NASA、南極のウィルキンス棚氷の衛星写真を公開
04月22日 12:31
米航空宇宙局(NASA)が公開した、地球観測衛星テラ(Terra)が撮影した南極半島(Antarctic Peninsula)の西側にあるウィルキンス棚氷(Wilkins Ice Shelf)の衛星写真(2009年4月12日撮影、同21日提供)。(c)AFP/GSFC/METI/ERSDAC/JAROS/US-Japan ASTER Science Team
【4月22日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は21日、地球観測衛星テラ(Terra)が撮影した、南極半島(Antarctic Peninsula)の西側にあるウィルキンス棚氷(Wilkins Ice Shelf)の衛星写真を公開した。 ウィルキンス棚氷は2008年中に複数回にわたって崩壊しており、09年初めまでに棚氷とシャルコー島(Charcot Island)周辺の分裂した氷をつなぐのは幅の狭い氷橋1本になっていた。しかし今月上旬、その氷橋にも亀裂が入った。 公開された写真は、テラに搭載された高性能光学センサー「ASTER(Advanced Spaceborne Thermal Emission and Reflection Radiometer)」が氷橋に亀裂が生じた数日後の今月12日に氷橋南側の基礎部分を撮影したもの。 この氷橋は周辺の分裂した氷を安定化させる上で非常に重要な役割を担っているが、亀裂が入ったことでただちに氷が流出することはないという。(c)AFP