ギャラクシー ベッカムが戻ってくることに自信

01月29日 15:42


08-09イタリア・セリエA第21節のジェノア(%%Genoa CFC%%)戦で得点を決め、カルロ・アンチェロッティ(%%Carlo Ancelotti%%)監督(右)と喜びを分かち合うACミランのデビッド・ベッカム。(2009年1月28日撮影)(c)AFP/GIUSEPPE CACACE


【1月29日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)、ロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)を所有するアンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group、AEG)のティム・レイウェケ(Tim Leiweke)会長が28日、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に期限付きで移籍しているデビッド・ベッカム(David Beckham)が契約を尊重し、あと数年は北米でプレーするために戻ってくるとの見解を示した。  米ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)紙に対してレイウェケ会長は、「デビッドはギャラクシーとの契約の下にある。私は彼が発つ前に率直に言葉を交わしており、彼はロサンゼルスを愛し、より強いギャラクシーを求めている。我々はより強いギャラクシーにする予定であり、デビッドに出て行く意思はない」と語っている。  33歳のベッカムは、現在ギャラクシーから3か月の期限付きでミランに加入しており、期間は3月に終了するが、ミランはベッカムをチームにとどめることに興味を示している。  レイウェケ会長は「我々には契約があり、握手を交わしている。彼の息子達はここの学校に通っている。話は終わりだ。何の話もない。彼はギャラクシーに戻ってくるだろう」と語っている。  2007年にギャラクシーと5年総額2億5000万ドル(当時約300億円)の契約を交わし、世界のサッカー界に衝撃を与えたベッカムだが、入団以降はわずか5得点にとどまっており、2008シーズンにチームは最下位に終わっている。  また、レイウェケ会長は「ワールドクラスのインパクトを持った選手であり、今でもこの地のサッカーにとってとても素晴らしい移籍だ。先日ミランで記録した得点を見ると、彼は私が正しいことを証明している」と述べている。  さらにレイウェケ会長は、チームがピッチでどうだったかという単独の基準だけではベッカムの成果は測れないとの見解を示している。  レイウェケ会長は「観客数、視聴率などを見ると、我々はデビッド抜きでは何もなし得なかっただろう。ベッカムがいたとしても勝つまでは成功と言えないが、2009シーズンはそれにふさわしい位置につけるつもりだ」と語っている。(c)AFP