【7月16日 AFP】男子ゴルフ・メジャー第3戦、第137回全英オープン(137th Open Championship)の開幕を17日に控え、前回大会王者のパドレイグ・ハリントン(Padraig Harrington)が記者会見に臨んだ。 手首の負傷を悪化させ、他の大会の出場を辞退するとういう結果に繋がりかねない危険を冒してでも、大会2連覇に臨むハリントンは、ロイヤルバークデール・ゴルフクラブ(Royal Birkdale Golf Club)で15日に行った練習ラウンドを9ホールだけこなしたが、負傷した右手首を悪化させる可能性のあるラフからのショットを避けた。 ハリントンは「今週は72ホールを回る中でラフに行かないことがないのを分かっている。もし何かが急に起こり、問題が出てくるのことが最大の懸念だ。全英オープンでなければ出場していなかっただろう。治療を行って、リスクを犯すことは出来ないと判断していただろう。でも、全英オープンだから絶対に努力しなければならない」と語り、強行出場の意向を示した。 ハリントンは12日にアイルランドプロゴルフ選手権(Irish PGA Championship)で優勝を果たした後に負傷した。大会を終え自宅に戻り、外で2時間の打ち込みを行い、屋内でも打ち込みを行ったことが怪我を招いた要因と見られている。 「何かを感じていて、日曜日にはチップ(ショットの高さ)までクラブを上げることが出来なかった。そのまま抗炎症薬を飲んで、大会中は手首を保護するだろう」と語るハリントンは、それでも15日には実際に痛みを感じておらずそれを励みにしている。だが、懸念はそれだけでは無い。ハリントンはレポーターに対し「手首の怪我をしていて一番良いことことが分かるかい?首に怪我を負っていることを忘れてしまうことなんだ」と語っている。 カーヌスティ・ゴルフ・リンクス(Carnoustie Golf Links)で行われた前回大会(136th Open Championship)でその被害を被ったことを明かしているハリントンは、「クリスマスの前に、色々やりすぎた期間があった。かなりの数のインタビューを受けて、あまりにも頑張りすぎて疲弊してしまった。苦しんでいた。(2008の)年の初めには帯状ほう疹に再びかかった。ストレスと疲れの兆候だ。ただ、音をあげなかった。それが初めてのメジャータイトルである、全英オープン王者の定めだ。さらなるプレッシャーがかかることは間違いない。ゴルフコース上では期待をされ、気を散らされる。少しでも懸命にやるんだ」と語り、全英オープン王者というプレッシャーに打ち勝つ気概を見せた。(c)AFP