米下院議員、「フランスはイラン国勢の最大の情報源」
11月09日 19:21
サウジアラビアのリヤド(Riyadh)にある米大使館で演説するエレン・タウシャー(Ellen Tauscher)米下院議員(2005年12月1日撮影)。(c)AFP/HASSAN AMMAR
【11月9日 AFP】米下院軍事委員会・戦略兵力小委員会の委員長を務める民主党のエレン・タウシャー(Ellen Tauscher)議員は8日、記者会見を開き、イラン国勢に関して最も重要な情報源の1つはフランスだと指摘した。 タウシャー議員は記者団に対し「イランは極めて危険な国だ。米国は長期にわたってイランとの国交を断絶しているため、イランに関する有力な情報源を国内に有していない。海外の情報機関、特にフランスの情報機関や、英国の情報局秘密情報部(Secret Intelligence Service、SIS、通称MI6)などから得られる情報が非常に有益だ」と語った。 イランが秘密裏に核兵器を開発しているとして、ブッシュ政権が警告していることについては、「(有力な情報源を持たないブッシュ政権の主張は)信ぴょう性がない。フランスからの情報のほうが確実性が高い」と話した。 あわせて、7日にジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領と会談したニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領が、自国のイラン情報が確かなものであり、イランによる核計画を懸念する根拠があると述べたことも明らかにした。 アラブ首長国連邦訪問していたエルベ・モラン(Herve Morin)仏国防相も10月29日、国際原子力機関(IAEA)のモハメド・エルバラダイ(Mohamed ElBaradei)事務局長が前日、「イランが核兵器を開発している証拠はない」とした声明を否定。「フランスの情報と他国の情報を合わせて考えると、(イランは)核開発を行っているとしか考えられない」と語った。(c)AFP