北京五輪を控え、新地下鉄で交通渋滞を緩和
10月10日 02:24
2007年10月8日、北京(Beijing)市に開通した地下鉄の駅で列車を待つ人々。(c)AFP/TEH ENG KOON
【10月10日 AFP】北京五輪を控える北京(Beijing)市で今週、交通網を改善し世界水準の首都へと変貌を図る整備事業の一環として、地下鉄の新線が開通した。 北京五輪へ向け、「新北京、新五輪」のスローガンを掲げている北京市では、400億ドル(約4兆6800億円)規模のインフラ整備計画の一環として5番線が開通。全長26キロの新線で、自動車の急増が原因で深刻化している大気汚染の改善と交通渋滞の緩和を図る。 16億ドル(約1870億円)を投じて建設された新線の全23か所の駅には、2か国語表示の案内画面が設置されている。 さらなる国家予算を投じて、2008年半ばまでにさらに3本の地下鉄が開通する予定で、8月8日のオリンピック開催式に間に合うよう整備が進められる。(c)AFP