ダイアナ元妃の追悼式典でヘンリー王子が追悼の言葉

09月01日 09:32


2007年8月31日、ロンドンの陸軍近衛騎兵隊の礼拝所に到着したチャールズ皇太子(Prince Charles)、およびヘンリー王子(Prince Henry、中央)とウィリアム王子(Prince William、右)。(c)AFP/WPA/LEWIS WHYLD


【9月1日 AFP】(9月1日、一部更新)ダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)が死去してから丸10年となる8月31日、ロンドンで追悼式典が開かれ、息子のヘンリー王子(Prince Henry)が演説を行った。演説の内容は次のとおり。 「ウィリアム(Prince William)とわたしは、人生を2つのパートに分けることができます。1つは父と母が2人とも物理的にわたしたちのそばにいてくれた日々。そしてもう1つは、母を亡くしてからの10年です。母の存命中、わたしたちは、母が与えてくれる人生に対する無類の愛、笑い、楽しみ、そしてふざけ合う時間を当然のものと考えていました。母は保護者であり、友人であり、いつもわたしたちを守ってくれる存在でした。  そして、いつも、わたしたちに対する揺るぎない愛を言葉や行動で示してくれました。  人々の記憶には、母が残した公的な仕事の素晴らしい成果が残ることでしょう。しかし、メディアに華々しく取り上げられていた裏側で、母はわたしたちにとって、世界一の母親でした。  母は夜には必ずキスをしてくれました。学校から帰れば光輝く笑顔で出迎えてくれました。その日起こった、おかしな出来事を私たちに話して聞かせながら、大笑いしていました。緊張したり、不安になったりしたときには、励ましてくれました。  父と同様に、母も、わたしたちに安定した安全な子ども時代を送らせる決意を持っていました。  経験されている方々もいらっしゃいますが、あれほど若くして突然に親を亡くすのは、非常にショックで悲しい出来事です。わたしたちの人生を永遠に変えてしまうほどの出来事でした。あの夜、誰かを亡くした全員にとって同じだったと思います。  しかし、現在、そして将来のわたしたちにとってはるかに重要なのは、母自身が人々の記憶に残すことを望んでいた、楽しいことが好きで、寛大で、堅実で、そして本当に純粋な母の姿を記憶しておくことです。  ウィリアムとわたしは、母のことを毎日思い出しています。  母とのあらゆる思い出について語り合い、一緒に笑っています。  一言で言えば、母は、わたしたち、そして多くの人々を幸せにしてくれました。みなさんが母について、そのように記憶してくださることを望みます」(c)AFP