ハッカーがペルー大統領の公式HPを改ざん
07月27日 06:29
2007年6月1日、ペルー・トゥンベス(Tumbes)で、エクアドルのラファエル・コレア(Rafael Correa)大統領の歓迎式典に出席する、ペルーのアラン・ガルシア(Alan Garcia)大統領(右)。(c)AFP/JAIME RAZURI
【7月27日 AFP】ペルーのアラン・ガルシア(Alan Garcia)大統領の公式ホームページが、ハッカーによって数回にわたって改ざんされた。大統領の写真が、チリ独立の父、ベルナルド・オヒギンス(Bernardo O’Higgins、1778-1842) の写真に貼りかえられるなどの被害を受けた。ペルー当局が25日、明らかにした。 大統領関係者によると、24日午後、チリの英雄オギヒンスの写真がガルシア大統領の代わりに表示され、同日深夜にも数回同様の被害を受けたという。オギヒンスの写真の隣には、「Viva Chile, Mierda!(チリに栄光あれ。この野郎!)」といった、チリの古い掛け声と俗語が書き込まれていた。 ペルー当局のコンピューター技術者は、改ざんされたページを正規のページに戻したが、その後数時間にわたり繰り返された改ざんは防ぐことはできなかった。25日現在、新たな改ざんもなく、元の状態に落ち着いている。 ハッカーがセキュリティシステムを破った手口を突き止め、同様の事件を防いでいくために、捜査が開始されたという。 ペルーとチリの摩擦は、1879年の「太平洋戦争」にさかのぼる。当時、チリは貿易問題からペルーとボリビアを攻撃し、両国から領土を割譲した。(c)AFP