慰安婦問題で首相「謝罪の意」、米大統領は受け入れを表明 - 米国

04月28日 01:13


写真は同日、メリーランド(Maryland)州キャンプ・デービッド(Camp David)での会談後、記者会見で握手するブッシュ大統領(右)と安倍首相。(c)AFP/Jim WATSON


【キャンプデービッド/米国 28日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は27日、日本の安倍晋三首相の従軍慰安婦問題に対する再度の「謝罪の気持ち」を受け入れた。  安倍首相は3月、旧日本軍がアジア各地での女性の強制連行に直接関与したという証拠はないと発言し、波紋を呼んでいた。  首脳会談後の記者会見でブッシュ大統領は、「慰安婦問題は世界史において痛ましい出来事だ。私は安倍首相の謝罪の気持ちを受け入れる」と述べ、他方の安倍首相は、女性らの苦しみに対し「心から同情する。日本の首相として謝罪の意を表する」と述べた。  写真は同日、メリーランド(Maryland)州キャンプ・デービッド(Camp David)での会談後、記者会見で握手するブッシュ大統領(右)と安倍首相。(c)AFP/Jim WATSON