ニタリクジラの群れが沿岸海域に出現=中国広西チワン族自治区
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【11月1日 CGTN Japanese】中国自然資源部の海洋科学研究チームは、このほど中国南部の広西チワン族自治区北海市のイ洲島(「イ」はさんずいに「圍」)付近の海域で科学調査を行った際に、ニタリクジラの群れが沿岸海域に戻って活動している様子を記録しました。
2日間で異なる16頭が確認され、6頭が集まって捕食したり、母子が一緒に捕食するという貴重な場面も撮影されました。
研究チームによると、ニタリクジラは毎年9月から北部湾海域に続々と戻ってきます。最初は遠海の油井の周辺海域に集中して活動していましたが、最近になってようやくイ洲島に近い海域に戻ってきました。研究チームが目撃した最も近い場所では、陸地から3キロにも満たない海域に現れたこともあったとのことです。
ニタリクジラは中国の国家一級保護野生動物であり、全世界の海域で回遊する海洋生物種です。中国農業農村部は10月13日、広西チワン族自治区北海市に属するイ洲島の周辺海域でのニタリクジラの重要生息地の設立を発表しました。この生息地の海域面積は335.43平方キロで、年間8カ月半に及ぶ禁漁が実施されます。毎年12月から翌年4月にかけて、多くのニタリクジラがエサを求めてイ洲島の周辺海域に回遊してきます。2018年に観測を開始して以来、同海域では累計70頭を超える個体が確認されました。この海域では個体群の構成が安定し、活動パターンも明確な野生の個体群が形成されています。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News