【10月29日 CGTN Japanese】国際学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」は10月26日、古生物学界を震撼させる重要な成果をオンラインで発表しました。中国北部の河北大学など複数の科学研究機関からなる合同考古学チームは、中国南西部の雲南禄豊組張家窪段地層から、現時点で世界で最も古く保存状態が良好な胚胎を伴う前期ジュラ期の恐竜の羊膜卵の化石「大窪変形卵」を発見しました。  

高解像度顕微などの最先端技術で解析した結果、前期ジュラ紀の基盤的竜脚形類恐竜に属するものだと確認されました。 

この発見は、雲南省禄豊の世界恐竜谷で恐竜の骨の化石が発見されているものの、それに対応する恐竜の卵の化石が長らく発見されていないという謎に答えを提示しました。前期ジュラ紀の恐竜の卵はカルシウム層が極めて薄く、化石として残ることは非常に困難であるため、大窪変形卵が現在まで保存できたのは地質の奇跡と言えます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News