ノーベル賞のマチャド氏がベネズエラ帰国、支持者熱狂 大統領選出馬目指す
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【10月26日 AFP】ベネズエラの野党指導者でノーベル平和賞受賞者のマリア・コリナ・マチャド氏(59)が25日、約1年の亡命生活を経て、突如帰国した。米国が後ろ盾となっている暫定政権に真っ向から挑む形となり、帰国を喜ぶ支持者らが大勢詰めかけた。
マチャド氏が車やバイクの車列とともに首都カラカスに入ると、幹線道路や料金所、市街地の通りには数千人が集まり、ベネズエラ国旗を振りながら「自由を!」と叫んだ。
トレードマークの白いTシャツとブルージーンズ姿のマチャド氏は、車のサンルーフから身を乗り出し、群衆に手を振ったり、支持者と握手したりした。
今回の帰国により、ベネズエラで最も影響力のある野党指導者のマチャド氏が、激動する同国政治の中心に再び戻ることになった。
マチャド氏は約1年にわたり潜伏していたが、ノーベル平和賞の授賞式に出席するため、昨年12月にひそかに出国した。
所属政党の関係者によると、マチャド氏はその後、少なくとも7回にわたり帰国を試みたが、いずれも失敗していた。
そして25日、西部バルキシメトのサンタロサ教会に姿を現し、支持者らから「マリア・コリナ万歳!」という歓声で迎えられた。
マチャド氏が帰国したベネズエラの情勢は、出国前から大きく変わっている。9か月前には、宿敵だったニコラス・マドゥロ大統領が米軍の作戦で拘束され、米国で収監された。
しかし、民主化を求める野党勢力の期待に反し、マドゥロ氏の副大統領だったデルシー・ロドリゲス氏が米政府の支持を受けて暫定大統領に就任した。
以来、ノーベル平和賞受賞者のマチャド氏は、滞在先のパナマから、自身が参加しないまま米国の後押しを受けて進められる政治体制移行に向けた協議を見守るしかなかった。
暫定政権は選挙の実施を約束しているが、これまでのところ日程は決まっていない。