ブラジル大統領選、ルラ氏とボルソナロ氏が初討論会 激しい非難の応酬
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■米国の利益に「従属」
フラビオ氏は、生活費の高騰や治安の悪化といったブラジル国民の主な懸念事項を繰り返し取り上げた。また、ルラ氏が選挙運動中に発表した各種社会政策について、再選を果たすための「無謀な支出」だと非難した。
これに対しルラ氏は、フラビオ氏に対し、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領が実施したような公共支出の大幅削減を行うつもりなのかと問いただした。ミレイ氏が実施した「チェーンソー」に象徴される徹底的な歳出削減は、失業率の上昇や給付金の削減につながった。
フラビオ氏は討論会を通じてこの質問をかわし、別の話題に切り替えた。
ルラ氏はさらに、ボルソナロ一家の盟友であるドナルド・トランプ米大統領とフラビオ氏の関係や、ブラジルのレアアース(希土類)資源を「引き渡す」計画についても疑問を呈した。
ルラ氏は「ボルソナロ一家がいかに米国の利益に従属しているかは驚くべきことだ」と述べた。
討論会ではジャイル・ボルソナロ前大統領の名前も繰り返し登場した。フラビオ氏が、なぜ多くの受刑者がルラ氏を支持したのかと問いただすと、ルラ氏は、ジャイル氏を含むすべての人から票を得たいと応じた。ジャイル氏は2022年の大統領選で再選に失敗した後、クーデターを企てた罪で禁錮27年の判決を受け、現在は自宅で刑に服している。
ルラ氏は「ボルソナロよ、私に投票してほしい。あなたは自分の息子のことを知っているだろう。私の方が彼より優れていることも分かっているはずだ」と述べた。(c)AFP