■迫る米中間選挙

トランプ氏が大統領令に署名したのは、制裁緩和と引き換えにロシア産ディーゼル燃料の輸出を可能にすることで、プーチン氏と合意した後だった。

イランとの紛争によるディーゼル燃料価格の大幅な上昇は、米国経済にも影響を及ぼし始めており、来月の重要な中間選挙を前に、生活費の高騰が有権者の大きな懸念となっている。

世論調査では、トランプ氏率いる共和党が中間選挙で大敗するとの見方が示されている。

ルビオ氏は「ロシア産ディーゼル燃料は、いずれにせよ何らかの形で世界市場に供給されることになっていた。唯一の違いは、米国がそのうちどれだけを確保できるかということだ」と述べた。米国の道路貨物輸送や農業、建設業を支える重要な燃料であるディーゼル燃料の確保が重要だと強調した。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も同日、米国がロシアに対する制裁をさらに解除することへの懸念を表明し、トランプ氏の措置はプーチン氏に「報いる」ものだと批判した。(c)AFP