2027年版「故宮カレンダー」発売 4種類で中国伝統文化を紹介
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【10月17日 東方新報】2027年版「故宮(紫禁城、Forbidden City)カレンダー」が9月16日、北京市で発表された。今回は新たに、干支版、書画版、吉祥如意版、中国語・英語対訳版の4種類が登場した。
干支版は、収録された文化財を通じて縁起の良い羊にまつわる文化をたどるとともに、歴代の皇帝による巡幸や各地の美しい風景を紹介する。書画版は文人画や宮廷絵画を通じて歴史をたどり、中国絵画の変遷を伝える。
吉祥如意版は、陶磁器や刺繍、建築物の彩色装飾、青銅器などの文化財を取り上げ、600年以上の歴史を持つ紫禁城に受け継がれてきた縁起の良い文様を日常生活と結び付けて紹介する。中国語・英語対訳版は、専門的な翻訳によって中国の伝統文化や物語を海外に伝える内容となっている。
このうち干支版には、羊のほか、旅や巡幸に関連する文化財を収録した。12か月のテーマは「千載吉羊(吉祥の羊)」「丹青寓祥(絵画に託した吉祥)」「匠心美意(職人技の美)」「巡視四方(各地への巡幸)」など、中国の伝統文化や江南の風景、宮廷文化を題材に構成されている。
羊をテーマにした文化財90点を通じて干支の羊にまつわる文化を紹介するほか、巡幸をテーマにした75点の文化財から歴代の巡幸の様子をたどる。さらに、280点を超える文化財や写真資料を通じ、上海市や蘇州市(Suzhou)、杭州市(Hangzhou)などを含む長江(揚子江、Yangtze River)下流域の江南地方の風景や中国南部に伝わる工芸を紹介している。
「故宮カレンダー」の干支版は長年にわたり、文化財を身近に楽しめる「本棚の上の博物館」をコンセプトとしてきた。
「故宮カレンダー」はこれまで18年連続で刊行され、累計発行部数は1000万部を超えている。(c)東方新報/AFPBB News