【10月14日 AFP】ケイティ・ザカリア米大統領報道官(41)が13日、ホワイトハウスで就任後初めての定例記者会見に臨んだ。質疑応答では記者からの質問をほとんど受け付けなかったが、答えはすべてドナルド・トランプ大統領(80)が持っているという姿勢を、これ以上ないほどはっきりと印象付けた。

ザカリア氏は報道官としての抱負について、「これまで外部から行ってきたことを続けられる。つまり、米国民のためのトランプ大統領の素晴らしい政策を、より広く、より強く発信していくことだ」と語った。

トランプ氏の強硬右派運動「MAGA(米国を再び偉大に)」の熱心な支持者であるザカリア氏は、トランプ氏の支持率が一段と低下し、11月3日の中間選挙で共和党が大敗する可能性を警告される中、対決姿勢が強いが有能だと評価されていたキャロライン・レビット前報道官の後任を務めることになった。

一般にはあまり知られていないザカリア氏は、ホワイトハウスの有名な記者会見室の演壇に初めて立つと、「エネルギッシュな」大統領の下で達成されたとする実績を長々と列挙した。その読み上げは、際立ってゆっくりとしたペースだった。

ホワイトハウスの報道用語で「トッパー」と呼ばれるこうした冒頭の実績紹介の後には通常、記者で埋まった会見室で長時間の質疑応答が行われ、質問が数十件に及ぶことも珍しくない。

だが、ザカリア氏は質疑応答で3人の記者しか指名しなかった。最初に指名したのは、陰謀論を広めているとたびたび非難されている右派ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の記者だった。

続いて質問を許されたのは、トランプ氏を支持する主要メディアの一つであるFOXニュースと、タブロイド紙デーリー・メール電子版の記者だった。

そして開始からわずか15分後、ザカリア氏は会見の終了を宣言し、記者たちが質問を叫ぶ声を背に、会見室を後にした。

部下のテレビ出演を見るのを好むことで知られるトランプ氏はその後、記者団に対し、「彼女は非常によくやったと思う」と評価した。