中国の習主席「アフリカの資源はアフリカのもの」
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【10月14日 AFP】中国の習近平国家主席は13日、アフリカの鉱物資源は「アフリカのものだ」と述べ、鉱業への支援を表明するとともに、同産業に悪影響を及ぼしかねない「地政学的な対立」に警鐘を鳴らした。
中国は国有企業や民間企業を通じ、アフリカの鉱業で特に採掘分野において重要な役割を果たしている。また、資源へのアクセスを競う複数の大国の一つでもある。
国営新華社通信によると、習氏は、鉱業が盛んなボツワナのデュマ・ボコ大統領と北京で会談し、「アフリカの資源はアフリカのものであるという原則を受け入れることが、あらゆる協力の前提条件でなければならない」と主張した。
さらに「不公正な国際分業によって、アフリカは産業チェーンとバリューチェーンの最下層に追いやられてきた。これは早急に是正すべき歴史的不正義だ」と述べた。
習氏は「道義的原則と経済的利益」のバランスを取るよう呼び掛けるとともに、開発計画の策定を支援する意向を示した。
国連によると、アフリカには世界の重要鉱物埋蔵量の約30%が存在し、コバルト、銅、リチウム、ニッケル、レアアース(希土類)などが含まれる。このため、戦略資源をめぐる米中間の競争の焦点となっており、欧州諸国なども影響力の拡大を競っている。
習氏は「アフリカの資源を地政学的対立の道具にしてはならない」と強調。関与するすべての外国勢力に対し、「アフリカの発展に誠実に貢献」し、協力のための「安定した」環境の維持を支援するよう求めた。
中国はアフリカ最大の貿易相手国であり、アフリカ大陸全域のインフラ事業に対する主要な資金供給国でもある。
一部からは、中国を含む外国勢力が、アフリカ諸国やその国民に真の利益をもたらすことなく、資源を搾取していると批判する声も上がっている。
習氏は、アフリカの発展に対する中国の取り組みを強調し、中国とアフリカの鉱物資源分野での協力を、より高い「付加価値」を生み出す方向へ導く考えを示した。(c)AFP