■政治的反発

民主党下院トップのハキーム・ジェフリーズ院内総務ら指導部は今回の家宅捜索を『極めて不穏だ』とし、連邦政府がトランプ氏の政敵を標的にするために不当に利用され続けていると非難した。

ミネソタ州のティム・ワルツ知事(民主党)は、トランプ氏が「中間選挙の数週間前という時期に、権力を乱用して政敵を追及している」と非難した。

一方、共和党のナンシー・メース下院議員は、詐欺が立証された場合、オマル氏の米国籍を剥奪し、国外追放すべきだと主張した。

メース氏はXに「法を超越する者はいない」と投稿した。

家宅捜索の時期については、司法省の元広報部長ソチトル・イノホサ氏からも批判が上がった。

イノホサ氏はXに、「司法省には、選挙前、特に捜査対象が立候補している場合には、このような目立つ行動は取らないという長年のルールがある」と投稿した。

オマル氏は9月、国土安全保障当局から捜査について何の連絡も受けていないと述べ、自身に対する容疑を政治的動機に基づく攻撃だとして退けていた。

オマル氏は2018年に初当選し、米国内でも有数の規模のソマリア系コミュニティーがあるミネアポリスを含む選挙区を代表している。

また、トランプ氏を議会で最も声高に批判してきた民主党急進左派の議員グループ「スクワッド」の一員でもある。

12日の家宅捜索に関連して、オマル氏に対する訴追は発表されていない。(c)AFP