世界で「最も高価な書籍」フランスの美術館で盗難
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【10月11日 CGTN Japanese】スペインのEFE通信が10月5日に報じたところによると、フランス中部のオーヴェルニュ地方のイソワールにある美術館で4日夜、複数の芸術家の作品を収めた貴重な書籍が盗まれました。この本の表紙は、スペインの芸術家サルバドール・ダリがデザインしたものです。
フランス中部クレルモンフェランの検察当局は、重さ210キロに及ぶこの書籍の盗難について捜査を開始したと発表しました。
検察当局は事件の詳しい状況を明らかにしていません。盗難が起きたのはイソワール現代美術センターで、人口約1万5000人の町の郊外に位置し、収集家のクリスチャン・カルツォス氏が運営しています。盗難された書籍は、同館で展示中で、展示は今月末まで行われる予定でした。
検察当局は、この本について「非常に価値の高い非凡な作品であり、唯一無二の傑作だ」としています。
2003年にこの本を購入した収集家によると、重さは210キロで、「世界で最も重く、最も高価な本」だということです。表紙だけでも150キロあり、サルバドール・ダリがデザインした青銅製で、金や貝殻があしらわれています。
この本は1961年にパリ市立近代美術館で初公開され、その後、数年間にわたる世界巡回展が行われました。
今回の事件は、この1年ほどの間にフランス各地の美術館やアートセンターで相次いでいる盗難事件の一つです。中でも特に注目を集めたのが、ルーブル美術館でフランス王室ゆかりの宝飾品が盗まれた事件です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News