取材中のAFPカメラマン、イスラエル人入植者からの暴行で病院搬送 ヨルダン川西岸
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【10月7日 AFP】ヨルダン川西岸でオリーブ農家のパレスチナ人に対するイスラエル人入植者の暴力行為を取材していたAFPカメラマンが6日、武装した入植者から暴行を受け、病院に搬送される事件が起きた。
被害に遭ったのは、パレスチナ自治区で長年活動するカメラマンのジャファー・アシュティエ氏(58)。目撃者や家族、同僚ジャーナリストらによると、安全を確保するため車に駆け込もうとしたところ、男2人に倒され、ライフル銃の台尻で殴打されたという。
アシュティエ氏と同僚のジョン・ウェッセルズ記者は、北部のアクラバ村近くの丘から約500メートル離れたオリーブの収穫風景を見ていたところ、イスラエル兵がパレスチナ人1人を拘束するのを目撃した。
アシュティエ氏が撮影を始めると、四輪バギーに乗った男が激しい勢いでジャーナリストらに向かって丘を駆け上がってきて、突然実弾を発砲した。
パレスチナ人の男性1人が地面に倒れた。パレスチナ赤新月社によると、この男性は足に銃弾を受け、病院に搬送された。
その後、少なくとも6人の男たちが銃を撃ちながらAFP取材班に向かって走り寄り、そのうち2人が「PRESS」と明記された車の中に戻ろうとしたアシュティエ氏に暴行を加えた。
ウェッセルズ記者も銃を突きつけられて脅迫された。同記者は「アシュティエ氏の悲鳴が聞こえた」と当時の様子を説明した。
パレスチナ人のアシュティエ氏は救急車でナブルスの病院へ緊急搬送された。息子のザイン・ジャアファル氏によると、骨折はしていなかったが、入院を余儀なくされ、24時間体制で経過観察が行われるという。
襲撃者らはアシュティエ氏の撮影機材を奪い去ったとウェッセルズ記者は話している。
ウェッセルズ記者によると、約500メートル離れた場所には完全装備のイスラエル兵が少なくとも12人いたが、それでも暴行行為は起きたという。
最初に発砲した男は丈の長い白いシャツを着用していたが、兵士が着用するようなズボンとブーツ姿だった。
AFPはイスラエル軍にコメントを求めている。