【10月9日 東方新報】中国の国慶節連休(10月1日~7日)を迎え、人気のビーチリゾート、海南省(Hainan)三亜市(Snaya)では国内外から多くの観光客が訪れている。連休最初の3日間、市内のビーチや街中、観光地、中国伝統医学の診療施設などでは、多くの外国人観光客の姿が見られた。

海辺を散策したり、水着姿で日光浴を楽しんだり、観光地で海南島の少数民族文化に触れたり、中国伝統医学の診療を体験したりと、それぞれ思い思いに三亜での滞在を楽しんでいる。

2026年は、海南自由貿易港で島全体を対象とした特別な税関管理制度の運用が始まってから初めての年となる。海南省をビザなしで訪問できる対象国は88か国に拡大し、出入境者数の増加を後押ししている。

中国最南端の国際空港である三亜鳳凰国際空港(Sanya Fenghuang International Airport)では、出入境者に占める外国人の割合が海南省で最も高く、中国国内でも上位に位置する。

統計によると、今年に入ってから三亜鳳凰国際空港を出入境した人は延べ91万8000人を超え、前年同期比30.9%増加した。このうち外国人が83%を占め、外国人のうちビザなしで出入境した人の割合は97.1%を超えた。

ビザ免除措置の拡大を背景に、三亜を訪れる外国人観光客も大きく増えている。三亜市旅游和文化広電体育局の統計によると、2026年1~8月に三亜を訪れた外国人を含む海外からの観光客は延べ94万6000人で、前年同期比47.5%増加した。海外からの観光客による観光消費額も同66.9%以上増えた。

三亜は海南省が進める国際観光消費拠点づくりの中心地として、ビザ免除措置や国際航空路線の拡充を背景に、海外からの観光客を呼び込んでいる。(c)東方新報/AFPBB News