閉園したカナダの水族館から移送の海洋哺乳類、相次ぎ死ぬ 元トレーナー「劣悪な飼育環境」を指摘
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【9月25日 AFP】閉園したカナダの海洋テーマパークから移送された海洋哺乳類の死が相次いでおり、スペインでイルカ1頭が死んだことが新たに分かった。
スペイン・バレンシアにあるオセアノグラフィック水族館は24日、2024年に閉園したカナダの「マリンランド」から到着したイルカの「エコー」について、「重度の視力障害やその他の持病」を抱えていたと発表した。
マリンランドから移送されたシロイルカ4頭もここ数週間で死んでいる。1頭はバレンシアで、3頭は米シカゴのシェッド水族館で死んだ。
カナダのメディアは、マリンランドの閉園と、飼育されていた20頭以上のシロイルカやイルカのその後について注視してきた。
ナイアガラの滝の近くにあったマリンランドはかつて人気を集めたが、閉園後は動物の飼育費用を調達できなくなったと主張。移送許可が得られなければ安楽死させる必要があると説明していた。
マリンランドは長年、さまざまな問題を巡り物議を醸してきた。カナダ通信の集計によると、2019年から2025年にかけて、シロイルカ19頭を含む動物20頭が施設内で死んでいる。
マリンランドの元トレーナーで内部告発を行ったフィル・デマーズ氏は24日、AFPの取材に対し、最近の相次ぐ死について驚いていないとし、マリンランドでの「劣悪な飼育環境」に原因があると指摘した。
「動物たちは移送される前からすでに病気だった」とした上で今後もさらに死ぬ個体が出ると語り、「これは惨劇だ」と付け加えた。(c)AFP