ClipartKorea(c)news1
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【09月19日 KOREA WAVE】韓国で、普段は子どもたちに頼み事をしない93歳の父親が、味付けチキンを食べたいと末娘に電話したエピソードがSNSで紹介され、多くの人の共感を集めている。

SNSには最近、93歳の父親との電話の内容を紹介した女性の投稿が寄せられた。

投稿者によると、父親から午後4時半に電話があり、「この前お前が買ってきてくれた味付けチキンがあっただろう。あれが食べたくて、何度も思い出すから電話した。我慢しようと思ったけれど、どうしても食べたくなる」と話した。

投稿者が「お父さん、すぐに注文するから30分だけ待っていて」と答えると、父親は短く「すまない」と返したという。

投稿者はすぐにチキンを注文しながら、涙を抑えられなかった。「チキンを注文しながら大泣きした。たったそれだけのことなのに、93歳の父はどれほど迷ってから電話してきたのだろう」と胸の内を明かした。

このエピソードが広まると、多くの共感が寄せられた。投稿者は父親の健康を願う声に感謝し、「最近転んでから食欲がなくなり、6人きょうだいでいろいろな食べ物を用意していた」と説明した。

父親については「とても自尊心が強く、一本気な人なので、頼み事はせず、子どもたちが察して必要なものを用意している」と紹介。「『すまない。チキンが食べたくて何度も思い出す』と言われ、涙をこらえられなかった」と振り返った。

さらに「長姉と三番目の姉は会って泣き、兄も電話をかけてきて胸を痛め、四番目の姉も電話で涙ぐんでいた。今日はみんな父のことを思って胸が痛かった」としたうえで、「今週末は兄と長姉、三番目の姉、末っ子の私で父に会いに行く。寄せられたコメントを父に伝え、皆さんの温かい気持ちも届けたい」と感謝を示した。

投稿には「両親が生きていることが何よりのぜいたくだと聞いたことがある」「末娘の声が聞きたくて、ただ電話するのは照れくさいからチキンを理由にしたのかもしれない」「父を亡くしてから、父が待っていた場所の前を今も通れない」など、親を思う声が相次いだ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News