金浦空港に8日オープンした「スカイハブラウンジ・プレミアム」(c)news1
金浦空港に8日オープンした「スカイハブラウンジ・プレミアム」(c)news1

【09月19日 KOREA WAVE】韓国・金浦空港の国際線出国エリアに、食事や休憩だけでなく仕事にも対応した「スカイハブラウンジ・プレミアム」がオープンした。プルムウォン・フード&カルチャーが8日に開業した、スカイハブラウンジ初のプレミアムモデルだ。

ラウンジは座席を詰め込まず、テーブルの間隔を広く確保。食事や休憩のための空間と仕事用の空間を分け、ゆったりとした雰囲気に仕上げた。

自由に食事や休憩ができる「パブリックゾーン」には、複数人で利用できるテーブルや、体を預けてくつろげる座席を設置。スーツケースをそばに置いても移動しやすいよう、座席間のスペースにも余裕を持たせた。

奥の「ビジネスゾーン」には、1人でノートパソコンを広げて仕事ができる専用席を配置した。オープン型の座席も利用客同士の視線が頻繁に合わないよう設計され、出国直前まで仕事をする出張客を意識した空間となっている。

さらに、扉を備えたプライベートダイニングルームも設けた。扉を閉めればほかの利用客と空間を分けられ、同行者だけで食事をしたり、簡単な会議を開いたりできる。

金浦空港はソウル中心部からのアクセスが良く、東京・羽田や中国・上海など東北アジアの主要都市を結ぶ。プルムウォンは短期間の海外出張需要を踏まえ、華やかな休憩設備よりも広く静かな仕事用スペースを重視した。

食事にもプルムウォンらしさを取り入れた。豆腐麺を使った麺料理やオーブンで焼いたピザのほか、ラーメン、ハンバーグ、ビビンバなどを用意している。

利用客が自分でハイボールを作れるコーナーも設置。特に目を引くのが、果物や野菜を選んでその場でジュースを搾れるジューサーだ。完成品の飲料を取り出す一般的なラウンジとは異なり、好みの材料を使って搾りたてのジュースを楽しめる。

プルムウォン・フード&カルチャーは、給食や外食事業で蓄積した調理、飲食サービスの運営ノウハウを生かし、空港ラウンジ事業を拡大している。一定の利用客に飲食と休憩サービスを同時に提供できるほか、自社の商品やメニューを消費者に直接紹介できる場にもなる。

同社は2026年上半期に39カ所の営業拠点を新たに受注し、韓国国内の約500カ所を基盤にフードサービス事業を展開している。空港ラウンジは金浦空港のほか、仁川空港や金海空港などで計8カ所を運営している。

金浦空港で初めて導入したプレミアムモデルは、従来のラウンジから一歩進め、食事、休憩、仕事、体験を一つの空間に集約する試みとなる。同社は今後、空港ごとの利用客の特徴や需要を反映し、ラウンジ事業の競争力を強化する方針だ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News