AI開発「減速」は可能なのか? 激しい競争と「中国リスク」が壁に
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■単なるPRパフォーマンスなのか?
業界では、アモデイ氏の提案を歓迎する声が多く上がったが、その一方で、同氏の動機を疑問視する声もある。
著名テック系アナリストのブライアン・ローメレ氏は、同氏の提案について、株式公開(IPO)を数週間後に控えた時期になされたセールストークにすぎないと指摘する。
ローメレ氏は広く予想されている新規株式公開に触れ、「これは論文形式のエクイティ・ストーリーだ。『当社は責任ある企業であり、解決策そのものです。安全のプレミアム価格を支払ってください』ということだ」とX(旧ツイッター)に投稿した。
また、複数の投資関係者も、アンソロピックが「規制の虜」を視野に動いていると批判。規制を通じて同社を頂点とする業界の階層構造を固めようとしているとの見方を示した。
ドナルド・トランプ米大統領の元AI関連アドバイザーで、現在もホワイトハウスに影響力を持つデービッド・サックス氏も「開発減速の動機が純粋に利他的であるかのように振る舞うのはやめるべきだ」と強調し、呼びかけが行われた理由は、「自社製品が真に破壊的なサイバー攻撃を可能にしてしまった場合、一つの企業で巨大な製造物責任のリスクに直面するからだ」と指摘した。
■トランプ政権の支援なしに減速は可能なのか?
トランプ氏は13日、AI業界のリーダーらからの慎重論について、「否定的」な考え方だと批判した。
マイク・ジョンソン下院議長によると、複数の共和党議員も技術の積極的な規制には難色を示しており、イノベーションが阻害され、AI競争で中国に勝利する機会を失いかねないと懸念する声が上がったとされる。