第83回ベネチア映画祭 金獅子賞はデンマークの『Woman Unknown』
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■25分間のスタンディングオベーション受けた『NAZA』は審査員特別賞
アカデミー賞受賞経験を持つイスラエルのユヴァル・アブラハーム監督とショール監督によるドキュメンタリー『NAZA』は、優れた作品を称えて贈られる審査員特別賞を受賞した。プレミア上映会での25分間のスタンディングオベーションは、同映画祭史上で最長となり、一部の批評家から最高賞である金獅子賞の最有力候補と目されていた。
同作では、イスラエル軍や情報機関の内部告発者24人にインタビューを実施し、何万人もの市民を死亡させているガザ空爆で、人工知能(AI)を活用した目標選定システムがどのように運用されているかに迫った。
アブラハーム氏は「取材に応じたイスラエル情報将校らは、この大量殺戮が偶発的なものではなく、パレスチナ人の人間性を完全に否定することに基づいた組織的・計画的な殺人行為や政策であると語っていた」とスピーチした。
同作についてイスラエル軍は、映画内で匿名の証言が使用されているとして「告発者の身元が確認できない」と批判している。(c)AFP/Adam PLOWRIGHT and Alexandria SAGE