「左フック」で抵抗 サメに襲われた豪女性、恐怖の体験語る
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■「恐竜と戦っているようだった」
スチュワートさんは、自身の左手を見てショック状態に陥り、「次の瞬間、左太ももを噛まれた」と語った。
サメは、そのまま水中に引きずり込もうとしたが、スチュワートさんは、幼い娘のオーガストちゃんのためにも死ぬわけにはいかないと自らに言い聞かせ、大きく息を吸った。
「体をひねって、サメを何度も何度もパンチし続けた。まるで恐竜と戦っているようだった」とし、「とても大きくて、まるでレンガの壁を殴っているようだったが、起死回生の一撃が入ったのか、サメは噛むのをやめ、私は水面に浮上することができた」とその時の状況を説明した。
その後、スチュワートさんは、たまたま近くにいたパドルボード選手のチャーリー・バーコさんに助けられて海岸へ引き揚げられ、救急隊によるビーチでの応急処置の後、病院へ搬送された。
襲撃から約10日後、医師らの判断でスチュワートさんは昏睡状態から意識を取り戻した。
オーストラリアではサメの襲撃事件が増えている。科学者らは、海水温の上昇によりサメの回遊パターンが変化しており、これが原因の一つとなっている可能性があるとしている。
シドニー港では1月、12歳の少年が遊泳中にサメに噛まれて死亡した。
また5~6月には、西オーストラリア州で2件、クイーンズランド州で1件の計3件の死傷事故が発生。ダイバー3人が死亡した。
データベースによると1791年以降、オーストラリア周辺では約1300件のサメの襲撃が起きており、260人以上が命を落としている。(c)AFP