「左フック」で抵抗 サメに襲われた豪女性、恐怖の体験語る
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【8月31日 AFP】オーストラリア・シドニーのビーチで大型のサメに襲われ重傷を負った女性教師が、水中へ引きずり込まれる前にサメに「左フック」を見舞ったと、30日に放送された報道番組で当時の恐怖を振り返った。
小学校教師のリア・スチュワートさんは、今年6月13日にシドニーのクージー・ビーチでサメに襲われ、左腕の一部を切断する重傷を負い、その後、人工的な昏睡状態に置かれた。
事故発生当日、スチュワートさんは、お昼前に海へ泳ぎに出かけた。「澄み切った海」での泳ぎを終え、砂浜へと向かっていたところ、後ろから少女の悲鳴が聞こえたという。
「振り返ると、少女の後ろにとても大きなヒレが見えた。最初はイルカだと思った」というが、「でもその大きさから、イルカではないと気づいた。それでみんなで『サメだ、サメだ』と叫び始めた」のだと説明した。
周囲で現場を目撃した人達によると、それはホホジロザメだった可能性があるという。
スチュワートさんは岸へと向かって泳いだが、水中に気配を感じた。振り返ると、サメがゆっくりと近づいてくるのが見えた。
「その顔は本当に恐ろしかった。あの巨大な顔、歯、そして大きな口、黒い目は忘れられない。私たちは顔を突き合わせているような状態だった」
顔を噛まれるのを恐れたスチュワートさんは、サメを殴るしかないと決意した。
「とっさに失ってもいい四肢はどれかと考え、右利きなので『左フックを出そう』と決めた。左腕を突き出すと、サメは私の前腕に噛みつき、皮膚や筋肉を引きちぎろうとしてきた」