UEFAがFIFA会長に法的措置検討、「緊張の激化」と識者
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【8月29日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)が、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長を「背任」で告訴する意向を27日に示したことについて、国際オリンピック委員会(IOC)の元マーケティング部長は、両者の対立における「大規模な緊張の激化」だと語った。
欧州サッカーを統括するUEFAは、W杯(ワールドカップ)への民間資金導入という現在撤回された計画をめぐり、インファンティーノ氏に辞任を求めている。
27日にUEFAは、FIFA主催大会に対するボイコットの示唆を「暫定的に」取り下げたものの、直後に「FIFAが提案したFFE(子会社「FIFAフォワード・エンタープライズ」の設立)計画に起因および関連する法的措置を検討している」と発表し、激震を走らせた。
米国を拠点とするUEFAの弁護団が作成し、フロリダ州の裁判所に提出される予定の訴状には、「UEFAおよびその他の関係者は、背任罪でインファンティーノ氏および場合によっては他のFIFA幹部やアドバイザーに対し、スイスで刑事告発を行う準備を進めている」と記されている。
IOCでマーケティング部長を務めたマイケル・ペイン氏は、今回の動きがインファンティーノ氏にとって致命的な打撃となり得ると指摘する。
ペイン氏はAFPに対し、「『背任』を理由にインファンティーノ氏とFIFAを追及するというUEFAの法的な脅迫は、大規模な緊張の激化だ。100年以上にわたる歴史の中で、統括団体に対して加盟連盟がこのような行動を起こしたことは一度もない」と語った。
「これらの文書が公表されれば、司法取引や証拠開示手続きを通じて醜い実態が浮き彫りになり、インファンティーノ氏のリーダーシップやガバナンス、あるいはその欠如について、全く新たな焦点が当てられることになるだろう」