【9月3日 CGTN Japanese】中国では、自動車メーカー間の競争が自動車製造から人型ロボット分野にまで広がり、最近では新興電気自動車(EV)メーカー3社がロボット事業に関して重要な発表を前後して行いました。小鵬汽車(Xpeng、シャオペン)はロボット事業について9億ドル(約1400億円)を超える初回ラウンドの資金調達を完了し、調達後の企業評価額は63億ドル(約1兆円)を超えたと発表しました。蔚来汽車(NIO)の自動運転部門の責任者である任少卿氏は、身体性AIを手掛ける企業を新たに設立すると発表しました。零跑汽車(Leapmotor、リープモーター)は、ロボット開発の関連計画は策定済みだと公表しました。

Xpengが開発した人型ロボットの「IRON(アイアン)」を2025年11月に初公開した際に、Xpengグループの香港株式市場での時価総額は一時2120億香港ドル(約4兆3000億円)にまで上昇しました。Xpengはすでに明確な商業化計画を示しています。すなわちIRONの量産を2026年末に開始し、まずはXpengの販売店および社内施設に導入し、2027年には正式に市販され、中国内外の小売業およびサービス業に向けての納品を始めます。月産能力は需要に応じて数千台にまで引き上げる計画です。

NIOは別の手法を採用しています。同社の任少卿氏は、フィジカルAIとエンボディドAIに特化した独立企業を設立し、NIOは戦略的株主として投資を行うとともに、深い協力関係を築きます。この会社はすでに登録済みで、評価額は10億ドル(約1600億円)のユニコーンの水準に達しています。

Leapmotorはより慎重なやり方を採用しました。同社は今年7月、子会社として湖州凌昇精密製造を設立しました。登録資本金は2億1000万元(約50億円)で、事業範囲には、産業用ロボットの製造およびスマートロボットの研究開発が含まれます。手掛けるロボットは産業分野に絞るとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News