米カントリー界の女王ドリー・パートンさん死去、80歳 「ジョリーン」など
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【8月26日 AFP】「ジョリーン」や「9時から5時まで」などのヒット曲で知られ、テネシー州の極貧環境から華やかな文化的アイコンへと上り詰めたカントリー・ミュージックのスター歌手、ドリー・パートンさんが死去した。80歳だった。家族が25日、明らかにした。
パートンさんは、3000曲以上を作詞・作曲し、ハリウッド映画にも出演するなど、その活動は歌手の域にとどまることはなかった。また、慈善事業への数百万ドルの寄付は、テネシー州を越えて行われた。
実業家としても成功を収めた。人気のテーマパーク「ドリーウッド」の運営をはじめ、化粧品、ペット用品、製菓用ミックス粉、さらにはトラック運転手用のドライブインに至るまで、幅広い分野で事業を展開した。
甥のブライアン・シーバーさんは、ソーシャルメディア上でパートンさん死去を発表する動画の中で「ドリーは光の中で生き、主イエスの御腕の中に抱かれました」と述べた。
また「あらゆる歩みを進める歌手、ソングライター、ミュージシャン、そして夢追い人たちの幾世代にもわたる扉を開いてきた」とも述べ、パートンさんを称えた。
米メディアが報じた代理人のコメントによると、パートンさんは「短い闘病生活の末、がんのため死去した」という。パートンさんは最近、詳細は明かさなかったものの健康上の課題について語っていた。夫のカール・ディーンさんは昨年死去していた。
ピープル誌が歌手の代理人の話として伝えたところによると、葬儀は身内のみで執り行われる予定だという。
■ホイットニー・ヒューストンさんの「オールウェイズ・ラヴ・ユー」も
1946年、テネシー州の農村部で12人きょうだいの1人として生まれたパートンさんは、高校卒業後すぐにカントリー・ミュージックの首都ナッシュビルへと向かった。
1967年に全国放送のカントリー番組に参加し、その歌声と姿が全米の数百万の家庭に届けられ、米音楽界で最も有名な人物の1人となった。
60年にわたるキャリアのなかでは約3000曲を手掛けた。その中には「ジョリーン」「コートはカラフル(コート・オブ・メニー・カラーズ)」の他、ホイットニー・ヒューストンのカバーによって世界的なヒットとなった伝説的なバラード曲「オールウェイズ・ラヴ・ユー(I Will Always Love You)」などが含まれる。
49枚のスタジオアルバムと100枚以上のコンピレーションおよびコラボレーションアルバムをリリースし、パートンさんは「カントリー・ミュージックの女王」と呼ばれた。