カカオX代表に内定したキム・ドヨン氏=カカオ(c)news1
カカオX代表に内定したキム・ドヨン氏=カカオ(c)news1

【08月25日 KOREA WAVE】韓国のIT大手カカオは21日、会社を人的分割(株式分配型の会社分割)すると発表した。対話アプリ「カカオトーク」や人工知能事業を担う「カカオAI(新設法人)」と、未来投資などを手掛ける「カカオX(存続法人)」の2社に分割する。事業構造を再編してグループの意思決定を効率化し、急速に進むAI時代に経営資源を集中させる狙いがある。

カカオXの代表に内定したキム・ドヨン氏は同日開かれたオンライン記者会見で、「これまで多くの経営資源が、重要度よりも子会社トラブルなどの目先の対応に割かれていた」と説明。最近5年間の取締役会における臨時案件のうち85%が子会社関連であった実態を挙げ、グループの構造的課題が本業の成長を鈍化させていたと指摘した。

今回の分割により、新設される「カカオAI」は成長が期待されるAIサービスへ特化し、市場からの企業価値再評価(リレイティング)を目指す。キム氏は「AI企業としてのアイデンティティーを確立することで、株価収益率(PER)の大幅な向上が期待できる」と強調し、成長速度の回復と株主価値の最大化に自信を見せた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News