【8月24日 AFP】イスラエルは23日、たこやドローン、風船などを利用した越境行為が増加していることを受け、攻撃が直ちに停止されない場合はパレスチナ自治区ガザ地区での標的型作戦を強化すると、イスラム組織ハマスに警告した。ハマス側は関与を否定している。

イスラエルメディアによると、22日にガザ国境付近の地域で4張のたこが発見され、23日には軍によって一つが撃墜された。これにより、ここ数日で回収されたたこの数は約10張に上るという。

これらの事例は、過去にガザから飛来してイスラエル南部の農地に火災を引き起こした放火たこや放火風船を想起させている。報道によると、イスラエル軍は、今回の飛来物に爆発物は取り付けられておらず、イスラエル側の反応を確かめるテストだった可能性があるとみている。

ベンヤミン・ネタニヤフ首相とイスラエル・カッツ国防相は連名で声明を発表し、「イスラエルに向けた飛来物の発射を直ちに停止しない場合、イスラエル国防軍(IDF)は責任者に対する標的型作戦を強化する措置を講じ、たこやドローン、風船が発射された地域から住民を退避させる」と警告した。

ハマス政治部門のバセム・ナイム氏は声明で、これらのたこは「がれきの中で無邪気な子供時代を模索する子供たちがガザから揚げたものだ」と主張した。

一方、ハマスは別の声明で、イスラエルがガザ中部への空爆を行った口実としてたこを利用していると非難した。

ハマス管理下で救助活動を行うガザ民間防衛隊によると、ガザ中部ザワイダへの空爆により、4歳児を含む2人が亡くなった。また、ヌセイラート難民キャンプでもイスラエル軍の攻撃で1人が死亡した。

イスラエル軍はAFPに対し、攻撃の一つについて「テロリストを標的にした」と主張し、詳細は後日提供すると述べた。(c)AFP