韓国・済州島、韓国人観光客が3カ月連続減少…航空座席58万席減で地域経済に懸念
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【08月24日 KOREA WAVE】韓国・済州島で航空座席の供給縮小などを背景に韓国人観光客が減少し、地域の実体経済への悪影響が懸念されている。
済州道観光協会などによると、2026年1~7月に済州島を訪れた観光客は韓国人651万4430人、外国人146万8281人の計798万2711人だった。前年同期に比べ韓国人は2.7%、外国人は15.9%増えた。
ただ、航空各社の夏季スケジュールが始まった4月以降、7月までの発着便の供給座席数は前年同期より58万8528席減少し、航空運賃も上昇した。この影響で韓国人観光客は5月が前年同月比7.2%減、6月が11.5%減、7月が5.2%減と3カ月連続で減少した。
観光客の支出も縮小している。済州島を訪れた個人旅行客1人当たりの支出額は2024年の66万6809ウォンから2025年には63万7140ウォンへ約3万ウォン減少した。外国人観光客も943ドルから900ドルへ43ドル減った。
観光客の支出減少に伴い、済州観光の収入額も2022年の7兆9000億ウォンから2024年には7兆3000億ウォンへ減少した。2025年も同程度になると推計されている。
こうした傾向が続けば、済州経済の柱の一つである観光産業が危機に直面するとの懸念が出ている。
済州道は国内線の航空供給回復と秋の観光需要の取り込みを重点課題として進める。国土交通省に航空会社ごとの運航実績の点検や計画未達の航空会社への管理強化を要請し、航空会社とも供給座席の早期回復や繁忙期の大型機、臨時便投入などを協議する。
また、修学旅行客の船舶利用支援など海上交通への分散を進めるほか、首都圏や大都市で済州旅行のPRを強化し、世界遺産祝典や済州ビエンナーレなど大型イベントと連携した旅行商品も用意する。連休期間中は飲食店や宿泊施設の料金監視も強化する。
中長期的には外国人観光市場と済州島へのアクセス手段の多様化、観光産業支援の拡大、人工知能(AI)やデータを活用した政策強化などを進める。
ウィ・ソンゴン知事は「航空座席の供給安定を最優先に国土交通省や航空会社と緊密に協議し、船便の活用や秋の観光需要の取り込みなど、すぐに着手できる対策から迅速に進めてほしい」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News