【8月23日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領の主導で新設された「インディカー・シリーズ」今季第15戦のフリーダム250GPは22日、フリー走行と予選が行われ、米首都ワシントンの歴史的建造物の影を縫うように、レースカーが爆音とともに駆け抜けた。

インディカーのドライバーたちは、ワシントン記念塔や連邦議会議事堂、ナショナル・ギャラリー、スミソニアン航空宇宙博物館など、ナショナル・モール周辺を巡る七つのコーナーを持つ全長1.7マイル(約2.7キロ)のコースで、最高時速185マイル(約298km/h)に達するマシンの感触を確かめた。

今季ここまで6勝を挙げて総合首位に立つチップ・ガナッシ・レーシングのアレックス・パロウは、予選で56秒899のトップタイムを記録し、今季7回目のポールポジションを獲得した。

今週初めにホワイトハウスを訪れていたパロウは、「ここでレースができるなんて本当に光栄。素晴らしい場所だ」「周りに建つ建造物や、第7コーナーを出たときに見える議事堂の姿は、ただただ圧倒的だ」と感嘆した。

しかし、23日に控える決勝に向けた最大の見どころは、結果以上にその壮大なロケーションにある。このレースは、米建国250周年を祝う一環として、トランプ氏の大統領令によって創設された。

主催者側は、トランプ氏をはじめ最大10万人の観客がレースに訪れると見込んでいる。

25台が出走する決勝は、147ラップの計250マイル(約400キロ)で争われる。(c)AFP