5月12日に済州市翰林邑で行方不明になったチャン・ミランさん=SNS(c)news1
5月12日に済州市翰林邑で行方不明になったチャン・ミランさん=SNS(c)news1

【08月21日 KOREA WAVE】韓国・済州で3カ月前に行方不明になったチャン・ミランさん(37)の失踪届を受理した警察官が、職務怠慢の疑いを否認していることが分かった。

済州警察によると、チャンさんが5月12日午後10時15分ごろ、済州市翰林邑の自宅を出た後、携帯電話には通話記録がまったく残っていなかった。

約4日間、着信音が鳴った形跡のないチャンさんの携帯電話は、同月16日午前9時44分ごろ、翰林港付近で電源が切れたとみられている。

同居人が前日の15日午後6時43分ごろ、112番に最初の失踪届を出した後も、携帯電話の電源は約14時間入ったままだった。

このため、警察が初動対応を適切にしていれば、チャンさんの行方を追えた可能性があるとの指摘が出ている。

失踪届を担当したのは、当時夜間勤務中だった済州西部警察署所属の警察官だった。

この警察官は約2時間後、同居人に電話し、「チャンさんと連絡が取れた。本人が自分の居場所を知らせたくないと言っている」と伝え、その後、事件を終結処理したとされる。

しかし警察は、当時チャンさんの携帯電話に通話記録がなかったことを確認したと伝えられている。

同居人と家族は警察官の説明を信じてチャンさんからの連絡を待っていたが、7月中旬になって再び失踪届を出した。

その後、事件を把握した警察は8月14日、この警察官を職務怠慢の疑いで立件した。警察官は現在も「当時、チャンさんと連絡した」との趣旨で容疑を否認しているという。

警察はさまざまな可能性を視野に入れ、事件を調べている。

失踪当時、チャンさんは身長約158センチ、体重約44キロの細身で、長いストレートヘアだった。金のブレスレットを着け、黒のフード付きジップアップ、カーキ色のスウェットパンツ、白いナイキのサンダルを身に着けていたとみられている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News