韓国のAI特許出願、8年で約7倍…年間1万7609件、全体の9%に
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【08月21日 KOREA WAVE】韓国で人工知能(AI)関連の特許出願が8年間で約7倍に増え、国内の技術革新をけん引する存在となっていることが分かった。特許出願全体が伸び悩む一方、AI特許は年平均27.4%増え、年間特許出願の約8.9%を占めるまでになった。
韓国経済人協会傘下の韓国経済研究院は、2015~2024年に韓国で出願された約188万件の特許を全数調査し、AI関連の約9万9000件を分析した報告書を発表した。
報告書によると、AI特許の出願件数は2015年の2521件から2023年には1万7609件となり、約7倍に増えた。年平均増加率は27.4%で、同じ期間の特許出願全体の年平均増加率0.9%を大きく上回った。
登録特許全体に占めるAI特許の割合も2015年の1.4%から2023年には9.0%に上昇した。2023年時点で米国と中国ではAI特許の割合が約20%に達しており、韓国でも今後さらに拡大する余地があると分析された。
AI技術開発の担い手も多様化している。AI特許を出願した企業は921社から6293社へ約6.8倍に増えた。この間、韓国企業によるAI特許出願の割合は47.3%から59.4%に上昇した一方、外国企業は20.1%から7.6%に低下した。
また、AI特許出願件数の上位10社が全体に占める割合は26.1%から14.2%まで低下した。韓国経済研究院のイ・ジュンヒョン招聘研究委員は、大企業中心だったAI技術開発が国内の中小企業や新興企業へ広がっていることを示す変化だと評価した。
AI特許は、異なる技術を新たに組み合わせる「技術融合」の性格も一般特許より強かった。各技術分野で、これまで韓国内になかった新たな技術の組み合わせを含む特許の割合は、AI特許が一般特許の約1.5~2.4倍だった。
一方、こうした動きには分野ごとの差も大きい。AI特許の比率と技術融合の多様化速度を基準に12分野を4類型に分けたところ、技術開発と融合の双方が活発な「先導型」から進展の遅い「未成熟型」まで明確な差が確認された。
生命医療・ヘルス分野は、分析期間中にAI特許出願が18.8倍と最も大きく増えたものの、新しい技術を組み合わせる速度は12分野の中で最も遅かった。
報告書は、AI技術革新の様相が産業ごとに異なるため、それぞれの強みを生かした政策や企業戦略が必要だと提言した。
言語・テキスト、音声・聴覚などの先導型分野では、AI技術開発と新たな技術融合の双方が活発なため、これを基盤に国際標準を先取りする必要があるとした。
農業・食品、エネルギー・環境、セキュリティー・認証などはAI導入の初期段階にあるものの技術融合が速く、成長余地が大きい分野と評価した。その上で、分野別学習データの整備や融合型人材の育成・確保など、技術開発への参入障壁を下げる分野に資源を集中すべきだと提言した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News