2025年9月、仁川国際空港で離陸のため滑走路を移動する大韓航空のB747-8i(c)news1
2025年9月、仁川国際空港で離陸のため滑走路を移動する大韓航空のB747-8i(c)news1

【08月20日 KOREA WAVE】韓国・大韓航空の国際線燃油サーチャージが、国際原油価格の上昇を受け、9月に4カ月ぶりに引き上げられる。米国を往復する場合、8月に比べて約19万~20万ウォン(約2万1000~2万2000円)の負担増となる見通しだ。

大韓航空は、9月1~30日に発券する韓国発の国際線航空券に適用する燃油サーチャージを、片道4万8000~35万4000ウォン(約5400~3万9600円)とすると発表した。

路線別では、福岡・青島など東北アジアの最短距離路線が4万8000ウォン(約5400円)、東京・北京など東北アジア主要路線が6万6000ウォン(約7400円)、バンコク・シンガポール・ホーチミンなど東南アジア路線が15万3000ウォン(約1万7100円)となる。

ロンドン・パリ・ロサンゼルスなど西欧・米国西部路線は32万5500ウォン(約3万6500円)、ニューヨーク・ワシントンなど米国東部路線は35万4000ウォン(約3万9600円)に設定された。

8月の3万5200~25万9200ウォン(約3900~2万9000円)と比べ、約36%の値上げとなる。上昇幅は東北アジア最短距離路線が1万2800ウォン(約1400円)、東北アジア主要路線が1万6400ウォン(約1800円)、東南アジア路線が5万3800ウォン(約6000円)。西欧・米国西部路線は9万9900ウォン(約1万1200円)、米国東部路線は9万4800ウォン(約1万600円)上昇する。

往復では、米国東部路線で18万9600ウォン(約2万1200円)、西欧・米国西部路線で19万9800ウォン(約2万2400円)の追加負担が見込まれる。

値上げの背景には、7月16日~8月15日のシンガポール航空燃料(MOPS)の平均価格が1バレル149.29ドル(約2万3800円)となり、8月分の算定時より30.23ドル(約4800円)上昇したことがある。

MOPSの上昇に伴い、韓国国土交通省が定める国際線燃油サーチャージの適用段階も、9月は21段階と、8月から7段階上昇した。

2月28日に米国とイランの戦争が始まった後、3月に6段階だった燃油サーチャージは4月に18段階、5月には史上初めて最高の33段階に達した。その後はMOPSの下落に伴い、6月27段階、7月19段階、8月14段階と3カ月連続で低下していた。

燃油サーチャージは航空券の発券時に、運賃や空港使用料とともに航空券価格に加算される。このため、9月に発券する国際線航空券は8月より高くなる。

戦争前のMOPSが適用された3月の1万3500~9万9000ウォン(約1500~1万1100円)と比べると、9月の燃油サーチャージは最大で約3.6倍の水準となる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News